黄鐘調

平成12年11月1日更新
 霊雲院の南に接して建つ鐘楼は、元禄9年(1696)に建造された。ここに吊られていた鐘は、日本三大名鐘の一つ、在銘鐘最古の「黄鐘調」として名高い。奈良時代の698年鋳造されたもので、国宝である。この鐘の音色が十二律のひとつ黄鐘調に似て快く響くことでその名がある。今は法堂内部に保管され、二代目の黄鐘調が吊られている。京都岩沢梵鐘店の作成である。
鐘楼
 妙心寺には、玉鳳院、天授院の門前の大鐘等がある。
また浴室には浴鐘楼があり、仏殿内部には殿鐘が吊られている。これらは行事によって撞き分けられるもので、むやみに撞くことは許されない。